ARIA The ANIMATION
いつもどおり、まる音スーパーデラックスを見た後ぼぅっとしているとアニメが始まる。
ああ、これは確かガンガン系の作家の人のやつだなぁ、浪漫倶楽部の作者の人だっけ・・・とか思いながら、ゆっくりと、まったりと映像を見ていく。
このアニメを見るのは第1話以来の2回目。だからいろいろと分からない部分がある。何か社長だかと呼ばれている変な動物がいるなぁとか、ああ幼女が出てきた・・・第1話でも幼女が出てきたなぁ・・・もしかして、毎回新しい幼女が出てくるのかぁ?とか、テクノロジーはどうなっているんだろうとか、主人公が社長と一緒に寝ているんだけど、あのナイトキャップはなんだろう・・・社長が2匹いるかと思ったよとか、酔った頭で(変なことを)考えながら眺めているうちに、自然と視線は背景美術に向いていく。
僕は背景で見せるアニメが好きだ。動きとレイアウトで見せるアニメ*1と同じくらい好きだ。もともと風景を見るのは好きで、前に青春18切符で東京まで行って帰ってきたときも(往復3日近くかかった)、1/3は睡眠、1/3は読書、そして残りの1/3は車窓から流れていく風景を眺めていた。
そんなただの舞台の書割ではない、見せる背景、雰囲気を作り上げる背景を見ていると何か、うれしくなる。すごいというほどではないけど、水と街並み、其処に生きる人々を描いたこのアニメはそのやさしげな物語もあいまって、面白いというよりも・・・ちょっと心地よいかな(色合いが建物と雲の白と水と空の青が中心だからいいのかも)、そんな印象の残るアニメである。
ただ、問題は・・・深夜の2時の放映なので、酒が入ってると寝かねないなぁ・・・といったところか。
- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2002/10/01
- メディア: コミック
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けど、調べてみると監督佐藤順一ですか!
とんがり帽子のメモルとかメイプルタウン物語とか・・・いやぁ、いい演出家ですよ。今はケロロとふたご姫の総監督って、大丈夫か?この人、オーバーワークじゃないの?
まあ、スタッフがどんな仕事をするのか今後に期待と。
あ・・・アリア社長のあの青いのって瞳だったのか・・・ほっぺか鼻穴かと思ってたよ。しかも猫だったのか。衝撃の事実。