君がここにいる

たとえ、もう逢うことも観ることも出来なくても、残したモノはここにある、その想い出もここにある。
僕はまたきっと思い出すだろう、あの輝かしき日々を。だけど、もう哀しみはしない。失ったんじゃない、素晴らしいモノをもらったんだから。
 
そう勇気づけて、歩き出そう。
 
けど……これからあと何度、こんな風に自分を励ましていかなくてはならないのだろうか。
捨てることに臆病だから、出来るだけたくさん背負えるように、鍛えておこうか。
 

今日の観たモノ読んだモノ

読書

  1. 『謎のゲーム魔境4』(ゾルゲ市蔵、マイクロマガジン社)

マンガ

  1. 『ハロハラ』(しおざき忍、イッキコミックス)
  2. まんがタイムきらら8月号』(芳文社)

『謎のゲーム魔境4』はデータイースト(以下DECO)とビック東海という個性的なイカモノゲームメーカーを扱った変な本。
個人的にDECOにはヘラクレスの栄光シリーズやマジカルドロップ、そして伝説のチェルノブやトリオTHEパンチなどで楽しませてもらった思い出があるので、この本に手を伸ばしたが……正直、読みにくい。
お遊びが過ぎて、ネタが混じりすぎていて、説明が不足しているので、素人さんにはオススメできない。何が何だか分からなくなると思う。「羊の呪い」「にょき」「毒どく」だけで笑える人なら楽しめると思うが。まあ、インタビュー(特にピンボールについて)はなかなか読みごたえがあったです。
『ハロハラ』は原宿を舞台としたクリーニング漫画。小市民っぽいけど妄想入ったモーヲタの主人公テツオと、暴虐無人だけど何故か芸能人ネタを多用する姉アイ(30)の二人とその父母とご近所さんと客の間で繰り広げられる駄目人間コメディ。
何かネタの選び方がほりのぶゆきみたいだけど、せせこましく勢いがあって、それなりに面白かったです。
まんがタイムきらら8月号』……今回面白かったのは「棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜」(きゆづきさとこ)と「三者三葉」(荒井チェリー)、「ひめくらす」(藤凪かおる)あたりですかねぇ。
棺担ぎのクロ。」は四コマ形式のストーリー漫画なので、あとでまとめて読んでみたいと思っています。あの雰囲気が好きなんですよね、近代ヨーロッパ風の街並とか。
あと今後に期待は「となりのカワンチャさん」(月見里中)かな。ゲスト(代原?)らしいけど、頑張ってほしいです。ただ絵がキャッチーなだけでつまらん漫画より、絵が拙くても面白い漫画、雰囲気がイイ漫画が読みたいです。