カーストってすげぇ

セッション後、飯。
色々と雑談しているうちに世界情勢の話に。
実は僕は思想や政治や経済や文化や宗教の話はカジっているが……地理だけは苦手。世界は未だしも、日本の地理など中学生にも負ける自信はある。県庁所在地なんぞ全然知らないヨ(´・ω・`)
てなわけで、後輩が語る話の中で政治経済宗教等に関わるところだけ、まざって発言する。
そしてインドの話に。インドは人口もいるし、数学教育が進んでいるし、今後大きな存在になる……という話をしているところに僕が「そういやインドにはGNPの2%を担う巨大財閥があるんだけど、その財閥が何故発展したかわかる?」と問いかける。
皆、悩んでる様子。まあ、この程度の情報じゃわかるわけないか。
 
で、正解。
「インドってカースト制度あるでしょ。だから普通は他の職業に手を出さない。だけどその財閥の長はゾロアスター教徒だから、そんな縛りがなく、仕事を拡げることができるわけ」
実際、今インドでITが強いのも、まだコンピュータ関連はカーストに組み込まれていないから、能力があれば誰でもなれるというのがあるんじゃないかなあ。
けど、これも20年くらいしたら、子が親の仕事を継ぐようになってカースト化し始めるかも。実際映画業界はそうなってるみたいだし。
それを批判する人がいるかも知れないけど、インドでは我々とは違う時間の流れがあるのだろうだから、外からどうこう言ってもしょうがないと、僕は思う。
 
まあ、これもぢるぢる旅行記に影響受けた感覚なんだろうナァ。

ぢるぢる旅行記 (総集編)

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